ベルギー製デスクランプ

こちらはベルギーのMASSIVE社によって1950年代に作られたデスクランプでございます。マッシブ社は創業が1926年、鋳造技術を用いて燭台や十字架などを作り始めたのが始まりです。第二次世界大戦後、ヨーロッパ全域で電気照明が普及した事に伴い、クラシックなデザインと電気技術を融合させた照明を作り始めております。スイッチパーツがイタリア製なので、イタリアのメーカーと言われる事が多いらしいのですが、有識者曰くそれは間違いだと。1番特徴的なのは真鍮製の3本脚デザインですかね。それぞれの脚が優雅にRを描いているフォルムは、生産合理性に重きを置かれていない時代の物だと感じられます。そして脚の接地面が僅かであると言う所が、全体の優雅さに繋がっているのだと思います。70年近くの時が流れていますのでそれ相応の傷はありますが、状態は良い商品だと思います。

横幅 33㌢　奥行 33㌢　高さ40㌢　
☆普通便120サイズ