Courrèges ドレッサー

こちらは80年代前半に作られたクレージュのドレッサーでございます。クレージュはフランスのファッションブランドで70年代後半から80年代前半にインテリア分野にも進出しております。日本向けの物はライセンス製作が基本で、こちらも生産は日本で行われた物。使われている部品からそれが裏付けられます。ピアノみたいなピカピカの塗装で、扉を開くと内部が鏡張りに。ピエールカルダンも同時期に家具製作をしていたので、ファッションブランドがライフスタイル領域にまで広く出ていくのが流れだったのだと思われます。こんなエレガントなドレッサー現代では中々見る事ができないです、その時代の勢いを強く感じます。煌びやかな装飾をした高価なドレッサーは今もあると思うのですが、ファッションからのアプローチと言うデザイン重視なスタンスがとても好きです。豪華絢爛さは資産を沢山持っている事の誇示にも繋がり、センスの良さとは違う方向を向いているのでは。そしてそこにエレガントは存在しないんじゃないですかね。こちらのドレッサー、写真10、11枚目にある様に傷がございます。店頭でご確認の上ご検討くださいませ。

横幅 147.5㌢　奥行 45.5㌢　高さ 115.5㌢　
☆309㌢　配送ランク E